株式会社めのや様

平成26年10月3日に株式会社めのや様へ訪問させていただきました。
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管理部(経理、総務、人事グループ)の道前拓也 課長代理にお話を伺いました。

経営者の1代目の創業から113年の長い会社ですが、現在の会長の新宮正朗氏が多店舗展開して急成長をされた会社です。現在の社長の新宮寛人氏がその意味では会社の2代目とされています。

現在日本各地に89店舗を構え、業界第2位の位置となっておりますが、一昨年、昨年度、本年度は中国・韓国の店舗の不振による撤退で勢いをそがれました。修正して勢いを取り戻すそうとしている状況です。

企業の適正な規模の把握が必要ですし、急激な成長は、時として従業員を解雇することになるため、少しずつ成長するのが理想とされていますが、業界1位との競争がそれを厳しくさせているように見受けられます。是非、他社とは異なった形で成長し、他社との正面での競争から脱していただきたいと思います。

イケイケドンドンの勢いで発展してきましたが、市場の需要のある程度までの壁にぶつかっている様子で、商品の売れるデータなどの管理が必要となり、数字の把握を学び、さらなる成長を目指しています。

「有限会社めのや」を設立したのが平成3年なので、やはり急成長していることが分かります。若い社員が多いのもその意味もあると思います。偏った年齢層にならないよう、不振の時期でも従業員を採用しており(昨年度は採用できなかったようですが)長い時間軸で経営されていることが見受けられます。

若い社員が多く、若い者でも大きな仕事をさせてくれるとのことで、若者が夢をもって入社してくる会社となっています。道前さんも希望していた「経理や総務をやりたい」と会社側へ伝えたところ、希望通り配属してもらったお話を聞きました。これに限らず会議では平社員から役職までが参加し、言いたいことを言える雰囲気があり、意見を聞き入れる風土があるため、自分たちで会社を動かしている実感があり、従業員満足度が高いと見受けられました。

いい加減な発言は出来ないでしょうから、平社員が発言するにはそれなりに勉強する必要があり、その意味で良い緊張感と成長を求める組織となっていると思います。

 

部署を見学させていただきました。皆さん椅子から立ち上がって挨拶され恐縮いたしました。皆さん明るい笑顔であいさつされ、明るい職場であることが窺えました。9割が女性で理由を尋ねたところ「アクセサリーへのこだわりで入社される方が多い」とのこと。やはり女性は光る石が好きなのですね。
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職場での張り紙に「新組織図」がありました。尋ねると「年に1回、有るか無いかくらいの頻度で組織図の刷新が行われている」とのことで、会社の規模や業務に合わせて組織を変える柔軟性があるようです。

机のレイアウトはシンプルで物が少なく、5Sの徹底が見受けられます。照明は明るく清潔な光が室内を照らしています。階段を上り下りしました。階段は掃除が難しい所ですが、とても綺麗でした。掃除は朝に従業員で行うそうです。

従業員食堂もおしゃれな椅子があり座りやすい机のレイアウトでコミュニケーションしやすい場所のようです。

石を扱う会社らしく「石検定」が社内であり、2級までとるとアルバイトでも手当が出るそうです。石について会社に関係する全員の知識を高めることによって、知識の底辺からの底上げとトップレベルの高みを上げること、石の知識から石への愛着を持ってもらう取り組みなのでしょう。地元住民にも石の知識がついてくると、更に底上げがなされるように思います。

お店については製品の価格帯によって店名を変える、具体的には(めのや・アナヒータストーンズ・karasade・たまゆら・みすまる)と多くの店名と経営を分けています。

私も出雲大社の前に連なるお店でお買い物がてら「めのや」へ見学してきました。ショーケースのライトアップ、商品の見せ方、従業員の接客態度、それらがとても高級感を出していました。もちろん、その商品も高級でした。私は最低価格帯の500円のストラップを買いました。それでもとても満足しています。その神秘性を十分に伝えることで石の価値を高めています。

従業員教育については、教育する側から人によっては人生の設計まで付き合うそうです、最近はプライバシーを守る意識の高い人が増えましたが、親身になって教育することで、社員から仲間、家族のように親しくなってゆくのかもしれません。
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人事異動については、営業を例えとして成績が悪かった場合、別のエリアへ移動してもらうなど、その人の可能性を追求する形を取っています。「上司が毎日、その人を見ているから適材適所を考えている。」と説明を頂きました。毎日部下を見ていると言えるには相当心がけていなければなりません。その反面、部下への判断を間違うことは少なくなり、健康管理や指導もしやすくなるでしょう。素晴らしいと思います。

社長は現在39歳と若く、昨年交代されたそうです。「めのや」を作った「二代目」と自覚されているそうです。道前さんに社長の印象を尋ねると「とても距離が近い。」と表現されました。若い従業員と休日にいっしょに遊んだり、仕事でも意見を聞き入れてもらえるそうです。会長に対しても同じ印象なのだそうで、公私共に接しているとのこと。石の買い付けなども海外へ共に出かけ、石の値段交渉を実地で見せ、従業員を育てているそうで、言いたいことを言える風土がある点が自慢の会社です。

まだ若い会社であり、今後の成長が期待される会社です。今後も社員全体で力を出し合い、全員で成長してゆくことでしょう。

今回は、訪問させていただいてありがとうございました。